和船の部分名称 船の構造 漁船名 漁具 装備品 船大工道具



船大工道具

測る、印をつける
サシガネ(約37cm)
直角に曲った計測の道具。尺の表示。
ジユウガネ(約18cm)
角度をうつしとる道具。船大工の自作が多い。
スミツボ(約22cm)
墨をつけた糸を利用して、直線、曲線をひく。
スミサシ(約20cm)
墨をふくませて印つけに使う。
竹の先端にノミで切れ目を入れて自作する。
クチヒキ(約45cm)
接合面の、片方の形状をもう片方に写しとる。
(※ムダマの接合に使用する型)

切る、削る
マサカリ(約67cm)
材を粗く削り落とす。
ガンガリ(ガガリ)(約75cm)
縦挽きのノコ。曲がり柄は力をかけやすい為、木材へのくい込みがよく、使いやすい。
ノコギリ(バラメ)(約88cm)
縦挽き、横挽きの両方に使われる。
チョウナ(チョンナ)(約67cm)
ムダマの内側を掘る道具。刃や柄が湾曲していて曲面が彫りやすい。
ヒキマワシ(ノコ)(約65cm)
穴を切り抜く。
カンナ(ヒラガンナ)(約20cm)
材を薄く削りとり、仕上げをする。
ソリガンナ(約16cm)
ムダマの内側の曲面を削る。平カンナの裏を削って反り具合を調節する。
マルノミ(約18cm)
ミヨシや化粧板などの装飾用の彫り物をする。

接合、その他
ツカミ(約25cm)
作業中に仮止めする。
トオシノコ(約75cm)
接合部分のすり合わせをする。
目の粗いものから順に使い細かいもので仕上げる。
カナヅチ(ゲンノウ)(約35cm)
釘やツバノミを打ったり、キゴロシに使う。
両ツバノミ(約40cm)
釘の通る穴を開ける。
カナヅチで頭を打って入れ、ツバを打ち返して抜く。
片ツバノミ(約40cm)
釘の通る穴を開ける。両ツバノミで事前に開けた釘穴に再度通して確認する。溝(ダメ)から斜めに打ち込みやすいように湾曲している。
ダメキリ(ノミ)(約24cm)
刃幅1寸2分

釘を打ち込むための溝(ダメ)を掘る。
ノミ(約18cm)刃幅4分
釘を打ち込むための溝(ダメ)を掘る。
クギシメ(約12cm)
釘の頭に当ててカナヅチで打つ。
周りの木を傷めることなく、釘を奥まで打ち込むことができる。

フナクギ
平たくて薄い、和船専用の釘。
トオリクギ(約14cm)
材と材を取り付ける釘。釘の頭が大きい。
オトシクギ
材と材を接ぎ合わせる釘。ふつう材の中に埋め込まれる。
カエオリ(カヨリクギ)
最も小さい船釘。コベリ部分の取り付け等に使われる。

※()内の数字は、道具の長さをはかったものですが、作業によって大小使い分けるものもありますので、目安として参考にしてください。